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[ #03 ] メンズの綿棒活用術 編

#02の「メイクアップ・ネイルケア編」から一転、
今回は男性にぜひおすすめしたい綿棒活用術をご紹介します。

イメージ写真

カメラの簡単クリーニングやプラモデルの仕上げ法など、趣味を楽しむための綿棒活用術です。
ぜひお試しください。





カメラの簡単クリーニング

日頃使っているカメラ、定期的にクリーニングしていますか?
普段何気なく使っていますが、実は、手や顔の油がついていたり、屋外で使用するたびに土埃がついていたりと、結構汚れているものです。
でも・・・精密機械だし、どんな風に掃除をしていいのかわからない・・・という方へ。
今回は、ご家庭にあるもので簡単に出来るカメラクリーニング術をご紹介します。


まず用意するのはこの3つ!

綿棒、ガラスクリーナー、フィルムケースを用意しましょう。

綿棒、ガラスクリーナー、フィルムケースを用意しましょう。

1.綿棒
しっかりと巻いた毛羽立ちの少ないものがおすすめ。
赤ちゃん用の先の細い綿棒なども活躍します。
2.ガラスクリーナー
泡状になるタイプのものを使用します。
3.フィルムケース
一般的な蓋つきのフィルムケースです。自宅にない場合は、カメラ屋さんなどで無料配布しています。または、ペットボトルの蓋などでも代用できます。


さぁ、クリーニングをはじめましょう

少量でもモコモコと泡が膨らんできます。

少量でもモコモコと泡が膨らんできます。

ファインダー部分についたホコリや油もきれいに落ちます。

ファインダー部分についたホコリや油もきれいに落ちます。

シルバーの部分がマウント。

シルバーの部分がマウント。

今回クリーニングするのは、フィルムを使う一般的なスチールカメラですが、1〜3までの工程はデジタルカメラにも応用できます。
ただし、どちらの場合もレンズにはなるべく触れないほうが良いでしょう。レンズ表面にホコリやゴミがついてしまった場合は、ブロアーなどで空気を吹きかける程度に留めます。

1.フィルムケースにガラスクリーナーを入れる
まず、蓋を取ったフィルムケースの中にガラスクリーナーを吹き付けます。少量吹き付けただけでも、中からモコモコと泡が膨らんできます。
2.綿棒の先に泡を取る
1のフィルムケースの上のほうから、泡をすくい取ります。
この「泡」を使うのが今回のポイント!
3.ボディの汚れを落とす
2の綿棒で、気になる汚れを拭き取っていきます。
まずはファインダー部分。四隅に沿って綿棒を動かすだけでも、かなりの汚れが取れるはずです。
その他、ボディには凹凸部分がたくさんありますので、隅々まで掃除してあげましょう。
4.マウント部分の汚れを落とす
次はマウント部分です。(マウントとは、カメラ本体とレンズの接合部分。写真で言うとシルバーの部分のこと。)ここにも汚れが溜まっています。
レンズを本体から外し、作業を進めます。
レンズ側の接合部分にも、綿棒でしか届かないような隙間があるので、ここもしっかり拭ってあげます。
※マウント部分のクリーニングの際は、本体内部やレンズ内側には絶対に触れないように気をつけましょう。



プラモデルの仕上げに

プラモデルづくりには、あらゆる場面で綿棒が欠かせません。
最近ではモデリング専用の綿棒も市販されていますが、先の細い化粧用綿棒などでも十分に応用できますよ。

デカール貼りの仕上げに

水分を利用して滑らせながら、貼る位置を決めます。

水分を利用して滑らせながら、貼る位置を決めます。

軽く湿らせた綿棒を、デカールの上で転がし、中に入っている気泡を外へ逃がします。

軽く湿らせた綿棒を、デカールの上で転がし、中に入っている気泡を外へ逃がします。

デカールは、組み立てや塗装後に貼る「水転写シール」のこと。このデカールを貼る際にも綿棒がとても重宝します。

1.デカールを水に浮かべる
小さな容器に水を入れ、そこにデカールを浮かべます。
2.デカールを貼る
台紙からシールが少し浮いてきたところで、ピンセットなどを使い、台紙ごと目的のパーツの上に運びます。台紙をそっと抜き取り、水分を利用して滑らせながら、貼る位置を決めます。
3.綿棒で定着させる
デカールの上で綿棒を転がし、中に入っている気泡を外へ逃がしながら定着させます。
この時、綿棒が乾いていると、摩擦でデカールのインクが剥がれてしまうことがあるので、綿棒は軽く湿らせてから使うのがポイントです。




スミ入れで立体感を表現

スミ入れしたい凹部分にそっと筆を当てます。

スミ入れしたい凹部分にそっと筆を当てます。

溶剤を染み込ませた綿棒で、塗料がはみ出た部分をサッと拭き取ります。

溶剤を染み込ませた綿棒で、塗料がはみ出た部分をサッと拭き取ります。

プラモデルの細かい凹部分を暗い色の塗料で塗装し、立体感を表現することを「スミ入れ」といいます。
スミ入れすることで、全体的に引き締まった印象に仕上げることが出来ます。

1.塗料を薄める
茶やグレーなどのエナメル塗料を溶剤(うすめ液)で5〜6倍ぐらいに薄めます。
2.凹部分に塗料を流す
1を筆先に少量つけ、スミ入れしたい凹部分に筆を当てます。すると、毛細管現象で塗料が自然に流れていきます。ある程度流れたら、筆の場所を移して全体的に塗料を流し込んでいきます。
筆を当てた部分は少しはみ出しますが、この段階では気にしなくても大丈夫。
3.拭き取り
あとは溶剤を染み込ませた綿棒で、塗料がはみ出た部分をサッと拭き取れば完成!


ウォッシングでよりリアルに

ウォッシングでよりリアルに

さらに、普通に塗装したままだとちょっとキレイすぎる・・・という時には、わざと汚れたように塗装して見せる「ウォッシング」が効果的。

1.塗料を薄める
スミ入れの時と同じように、汚したい色のエナメル塗料を溶剤で5〜6倍ぐらいに薄めます。
2.全面に塗る
筆に1をつけ、ウォッシングしたい面全面に塗っていきます。
3.ティッシュで大まかに拭き取る
全体的に塗れたら、塗料が乾く前にティッシュ等で大まかに塗料を拭き取っていきます。
きれいに拭き取ってしまっては意味がなくなりますので、あくまでも大まかに。
4.綿棒で仕上げる
綿棒に溶剤をつけ、さらに細かいところを拭き取っていきます。
この時も、塗料をところどころ残して、微妙に汚れた感じになるよう調整していきましょう。
ただし、縦・横・斜めと適当に拭き取っていくと不自然な感じに仕上がってしまうので、綿棒は一定の方向に動かします。

※スミ入れやウォッシングを施す際は、下地はあらかじめラッカー系で塗装しておきましょう。下地にアクリル系のものを使うと、拭き取る際に本体を汚してしまう可能性がありますのでご注意を。

取材協力店 (カメラの簡単クリーニングについて)

コトニカメラ様 (高山市下林町)

普段から綿棒を使う機会がとても多いという、コトニカメラの渡邊さん。
専用のかごの中には、たくさんの種類の綿棒がきれいに整頓されて入っていました。
掃除後の綿棒を見て「これだけ綿棒が汚れたということは、その分自分の持ち物がきれいになったということ!」と嬉しそうに話される様子がとても印象的でした。
普段からの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
ご協力ありがとうございました!

【コトニカメラ】
〒506-0059 岐阜県高山市下林町858-4
TEL:0577-34-7100


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